早明浦ダムの貯水率が気になる

ダムつれづれ

※画像が消えてしまいました。

別に四国に住んでいるわけではないけど、早明浦ダムの貯水率が気になって仕方ない。
早明浦ダムはよく水不足のニュースで取り上げられて、湖底から現れた建物(旧役場らしい)を見たことのある方も多いと思います。

9月2日午前10時現在の貯水率は26.8%。
(リアルタイムデータがこちらで見れます)

ここんところ雨が続いていますが、どちらかと言うと九州北部から中国地方が中心で四国ではそれほど降っていないようです。
気象庁のレーダナウキャストはこちら

四国新聞社でも下記のように報道しています。

四国地方に接近していた台風15号は31日未明、温帯低気圧に変わった。香川県内や早明浦ダム流域では同日、ほとんど降雨がなく、ダムの貯水率は回復しなかった。高松地方気象台は、1日は日本海側の前線が南下してくる影響で、四国内でまとまった雨が降るとしている。
31日の午後8時までの雨量は、香南7・5ミリ、滝宮と財田で2・5ミリなど。早明浦ダム上流域でも4・9ミリしか降らず、ダムの貯水率は同8時現在で24・3%(平年82・9%)と、前日午後8時から0・3ポイント減少した。
1日は朝から大気が不安定になり、天気が崩れやすくなる見通し。同気象台にによると、同日夕までの24時間予想雨量は香川県内で最大50ミリ、早明浦ダムのある高知県中部は最大120ミリ。

参照元:四国新聞社

ここで、私が大変興味があるのが、どれだけ雨が降ると貯水率が回復するかという点です。
2005年には貯水率が0パーセントになったらしいのですが、台風14号の雨で一日で100パーセント以上に回復したそうです。
早明浦ダム流域のデータは探しても見つかりませんでしたが、同じ高知県内の一日の雨量が、いの町:713ミリ、仁淀川町:644ミリらしいです。東京の年間総雨量の過去平均が1,500ミリらしいので、一日で半年分の雨が降ったことになります。この場合は極端すぎて参考になりませんが、100%にはだいたいどれくらいの雨が必要なのか興味があります。

しばらく早明浦ダムの貯水率を注目していきたいです。

 

【追記】

このあと、2日後の9月4日に台風により大雨が降って、たった1日で貯水率が一気に100%まで回復しました(ブログに書こうと思ったのですが、保存した画像データを無くしてしまったので書く気力がなくなりました。)

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